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AWS 証明書の更新でエラー「New certifcate is missing one ore more Extended key usages supported by currently imported certificate」

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こんにちは。 AWSのACMで自前で用意したSSL証明書を利用している場合、 SSL証明書の更新機能というものがあり便利です。 というのもAWSのシステム構成では、 cloudfrontやELB等、同一のSSL証明書を 複数の場所で利用している可能性があります。 1箇所ごとにSSL証明書を更新すると更新漏れするかもしれないので、 SSL証明書そのものを更新した方が、より確実に作業できます。 しかし、今回はそんな手順でエラーが出てしまいました。 事象 エラー内容は下記です。 「New certifcate is missing one ore more Extended key usages supported by currently imported certificate」 原因調査 どうやら「key usages:鍵の用途」というのがポイントのようです。 AWSのサイトを見ますと、 https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/acm/latest/userguide/import-reimport.html   「新しい キー用途 拡張機能を追加できますが、既存の拡張機能の値を削除することはできません。 」とあります。 で、証明書を取得した人に聞いたところ 証明書の発行会社を前回と変えたとのことです。 ただ申請時に使用法を指定する項目等はなかったため、 会社によっては、使用法が指定できず、ACMで更新が不可となるようです。 そのほか、理解に下記のサイトが役に立ちました。 SSL証明書 http://www.trustss.co.jp/smnSignature350.html 対応 更新ができないので、地道に新しいSSL証明書をアップロードし切替しました。 切替した後は、コマンドで証明書の期限を確認し、 心理的にも安心して作業完了しました。 FQDN="www.google.com" #確認対象のFQDNを入力 openssl s_client -connect ${FQDN}: 443 < /dev/null 2> /dev/null | openssl x509 -text |gr...